Megan Laverty先生のP4/wC紹介

2019年4月22日、早稲田大学にてコロンビア大学のTeacher’s CollegeからMegan Laverty先生を招いてのP4/wCに関する講演をきく機会がありました。

左が私、中央がMegan、右が私の指導教官でもある藤井千春先生。

講演は多くの早稲田生がつめかけ、教室に入り切らないということで急遽場所を変更して実施されました。Dr.Lavertyの講演に先立ち、事前にDr.LavertyとMaughn Gregory (モンクレア州立大学)の共著論文 “pragmatism and the unlearning of learnification“が配布され、学生はこの論文を読んで講演に参加していました。

読んだ論文はBiestaによるP4/wC批判をテーマにしたプラグマティズムやデューイの思想から見た反論が主たる内容です。講演の内容はまたそれとは違い、時間が限られていたということもあり、アメリカにおけるP4/wCの概要とその歴史を学生に紹介するもので、P4/wCを知らない学生にとっても、また知っているつもりになっていた私にとっても、得るものの大きい時間となりました。

講演の詳しい内容については、また改めて記したいと思います。何より、P4/wCの創設者ともいわれるMatthew LipmanがいかにしてDeweyの思想を受容していったのかというBiographicalな事情について伺うことができたのが個人的には一番の収穫でした。

また、DeweyやLipmanがかつて教壇に立っていたColumbia大学の先生が、今もなおプラグマティズムの系譜を研究対象としていること、そしてそれがP4/wCへと脈々と受け継がれていると感じることができ、遠いアメリカの大学だと思っていたColumbia大学を身近に感じる機会となりました。